プロフィール |
江戸時代初期には飼い鳥に
人なつっこく手乗りに最適な文鳥はフィンチの中で初
めて飼い鳥化された小鳥。
原産地はインドネシアのジャワ島とバリ島。中国を経
て江戸時代初期に日本に渡ってくる。以来日本に定着し
今では世界中で安定した人気を保っている。品種改良も
進み、ノーマル(並)とパイド(桜)、白のほか、1970年
にフォーンとアルビノーが作り出された。
文鳥は最も大型のフィンチで、見た目通り体質は丈夫
で、暑さ寒さにも強く初心者でも楽に飼うことができる。
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飼 育 環 境 |
45cm以上の大型カゴで
体が大きいので鳥カゴはできるだけ大きなものを選ぶ。
つがいで飼う場合も金網カゴなら45cm以上は必要。十姉
妹同様巣の中で眠るので、鳥カゴには常時、つぼ巣か箱
巣を入れておく。
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エ サ |
カルシウムをたっぷり補給
文鳥用かフィンチ用のまき餌を与える。1m以上の広い
鳥カゴや禽舎で飼う場合は、小麦や大麦、米、トウモロコシな
ど、いろいろな餌を食べさせるとよい。
骨格がしっかりしている分、カルシウムを含む餌はた
くさん食べる。ボレー粉やイカの甲、卵の殻、ハトの塩
土などたっぷり与える。
青菜は何でも食べるが、クチバシが強いためか、キャ
ベツやハクサイの芯を好むものが多い。
週に1〜2回程度好みを探りながら与える。
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ポ イ ン ト |
多数を一緒に飼うのは無理
文鳥は気が荒く自分より弱い小鳥を攻撃するので、他
のフィンチ類と一緒に飼うことはできない。文鳥だけで
も広くない鳥カゴに多数を同居させると激しくケンカを
することがあるので鳥カゴではつがいだけで飼うのが懸
命。
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子 育 て |
同居前に「見合い」が必要
文鳥は夏以外、いつでも巣引きできるが、他の小鳥同
様やはり春と秋にとどめた方がいい。
シーズンになったら発情飼料としてアワ卵を与え、産
卵したらストップ。雛が誕生したら再開する。
発情を促すとともに鳥カゴには巣材を入れる。
雛が誕生したらボレー粉をたっぷり補充する。
文鳥の巣引きで難しいのはつがいの相性。相性が悪い
とケンカをしてひどい場合は片方が死ぬことさえある。
スムーズに巣引きさせるにはすでにつがいになってい
る雄と雌を購入するのが安全。別々に手に入れた場合、
別々のカゴに入れ隣り合わせの状態でしばらく飼い見合
いをさせ金網越しに争わないようであれば同居させる。
十姉妹に比べ文鳥はかなり神経質なので初めての巣引
きで失敗すると丸1年巣引きにとりかからないこともあ
る。
手乗りの飼育に最適なのは春と秋口。晩秋は保温に注
意しなければいけないので避ける。この時期なら専用の
フゴにワラを敷き詰めれば他の保温は必要ない。
誕生して14〜15日目の朝、巣からそっと雛を取り出す。
すぐには餌を食べないので2〜3時間はそのままに、空腹
になるのを待ち専用のスポイトで与える。餌は、ムキア
ワとボレー粉、青菜、粉ミルクをお湯で溶き、毎回作る。
生後25日程度で飛ぶようになり普通のまき餌も食べ始
める。徐々にまき餌に移行していく。
親になっても1日1回は一緒に遊ぶようにする。手乗り
は人間と遊ばないと、ストレスが溜まってしまう。
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