プロフィール |
丈夫で、初心者でもOK
英名は「ゼブラフィンチ」その名の通り原種の胸に
は、シマウマのような縞模様がある。
飼鳥としての歴史は古く、フィンチ類の中では、ブ
ンチョウ、ジュウシマツに次いで繁殖技術が確立され
た。日本には、明治時代の半ばに初登場し、羽の美し
さに加え、きびきびとした動きが愛らしく、高い人気
を集めている。また、盛んに品種改良され、50種類以
上の色変わりが作出されている。
彼らはオーストラリア原産のフィンチの中でも、特
に丈夫な小鳥なので、初心者でも十分飼うことができ
る。
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飼 育 環 境 |
繁殖期以外も巣が必要
キンカチョウは落ち着きがないほど活発に動き回る
ので小さめの鳥カゴで飼っても運動不足になる心配は
ない。とはいえ飼養条件許す限り、大きめの鳥カゴで
飼育したい。
鳥カゴにはつぼ巣を入れる。彼らは夜、巣の中で眠
る習性がある。体が小さいので、小さなつぼ巣でOK。
餌・水の容器も小さなものでよい。
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エ サ |
ボレー粉のほか、卵の殻を
普通のフィンチ用の撒き餌が最適。青菜はあまり好
まないので、週に1回程度。但し、巣引きの時には毎
日与える。彼らはクチバシが小さく噛む力が弱いため
か、固い青菜よりも軟らかな小松菜やサラダ菜、ハコ
ベなどを好む。
他の小鳥に比べ、カルシウムを含む餌をよく食べる。
ボレー粉の他、イカの甲や卵の殻を入れておくとよい。
アワ卵を与えると彼らはすぐに産卵する。
市販のフィンチ用のまき餌が適している。
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ポ イ ン ト |
難しい他の小鳥との同居
キンカチョウは丈夫だが、冬は保温が必要。但し、
冬季も屋外禽舎で飼育されている方もいるようなので、
きちんと気候順化させれば大丈夫なのかもしれない。
様子を見ながら屋外にて飼育してみるつもり。
彼らはジュウシマツよりも小さい体格ながらケンカ
好き。特にオスは攻撃的で他の種類とよくもめ事を起
こす。また、同種だけで飼っていても仲間をいじめる
小鳥もいる。そういう小鳥はメスとつがいで飼うしか
ない。但し、親子や家族だけで飼う場合仲良く暮らす。
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子 育 て |
自分で育てる色変わり
巣引きは1年中可能ではあるが、春と秋に限定した
ほうがよい。それぞれ1〜2回にとどめた方が体力の消
耗が少なく、長生きする。巣引きはアワ卵でコントロ
ールできる。巣材は多めに与える。パームの他、枯れ
草など数種の巣材を20cm程度に切り、金網に結びつけ
る。
彼らは多産な小鳥で、10個近くも卵を産む。問題は
産卵の後、抱卵、ヒナ育てにとりかかるかどうか。色
変わりの品種は、多くの場合自育するのでまかせる。
当然、巣引き・子育て中は静かな環境を保つ。
一方、ノーマルとシロは産卵以降何もしないことが
多いので、仮母のジュウシマツに抱卵させるのがよい。
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病 気 |
冬は卵秘予防の対策を
丈夫な彼らだが、下痢をよくするので餌や水の衛生
面に気を付ける。
よく卵を産むことから、卵秘も少なくない。予防の
ため、寒くなったらアワ卵を中止して発情しないよう
にする。
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